粽(ちまき)が納品された

     納品された粽(ちまき)
     納品された粽(ちまき)

9月25日(日) 午前10時30分。大津祭名物の「ちまき投げ」で使用する「粽(ちまき)」が、月宮殿山・上京町に納品された。曳山巡行でまくのは、餅の入っていない「厄除け」だ。

 

なので、祭りで手にした本品は、玄関など目にはいりやすい場所に吊し、病疫災難除けとして掲げる。

 

これらの粽は京都の業者に事前に発注していたもので、全ての曳山町の総量は4トントラック(コンテナ車)1台分にもなる。天孫神社でお祓いを受けた後、それぞれの曳山町へ配達される。発注先の業者では、京都の祇園祭の粽も製造しているという。

 

配達された粽は、お囃子の練習会場でもある上京町の町家で、配布先ごとに仕分ける。この作業だけでも約1時間ほど。その後最終確認を行う。こうして事前準備された粽は、10月9日(日)の本祭を待つことになる。

 

ちなみに月宮殿山・上京町に納品された粽は、「57そく」(57束X50本=2850本)だった。